北川景子に突っ込む

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i really don't know LOVE at all. [日記] 2009.01.31 (Sat)
お久しぶりです!
インフルエンザが大流行らしいですが
皆さんお元気ですか?

私はというと、ファッションの撮影や広告の撮影をやりながら、
合間に稽古に励む日々でした。
殺陣の稽古はすこぶる順調、
そして以前はあんなに気が重いと思っていた所作も
だんだん好きになってきました。

お茶を運んだり、扇子を使ったり、刀を仕舞ったり
色んな事を勉強しています。
着物も着慣れてきたようで歩き方もマスターしてきました。
習うより、とまではいかずとも
何事も『習いつつ慣れよ』なんだな〜と思いました。
これは最近わかったことです。

なにはともあれ、苦手意識が克服出来たのは本当に良い事です。

カツラ合わせなんかも始まり、だんだんと実感も湧いてきました。
早く皆さんにどんな作品なのかお知らせ出来れば良いのですが。
もう少しお待ちを・・・





最近読んだ海辺のカフカにとても惹かれた文章の一節がありました。

『誰もが恋をすることによって、自分自身の欠けた一部を探しているものだからさ』

人はなぜ人を好きになるんだろう。

物心がついてからずっと
私の記憶が正しければ私は恋愛に疎いほうだし、
あまり必要性を感じた事が無かったような気がします。

私の持論をここで説くならば
恋愛をする暇と労力があるなら
その時間とエネルギーをそっくりそのまま仕事に使ってしまう方が
よっぽど効率的で合理的、ということになる訳で。

我ながら淡白というか、つまらない人間だなぁと思うのだけれど。


それでもごくごく稀に、私みたいな仕事人間でも人を本気で好きになる事がある。
(そしてたいてい何も始まらないうちにその恋は終わる。)
私の持論からすれば恋愛は無駄な時間と労力を要するモノであるはずなのに
なぜ私は誰かを好きになるのか。
人はなぜ人を好きになり
人はなぜ自分自身ではない誰かを求めるのか。
不思議に思う。

その疑問を解決させてくれたのがさっきの一節でした。
誰もが恋をすることによって、自分自身の欠けた一部を探している。

人は無意識に自分に足りない部分や欠けた一部を
誰かの中に見つけようとしているんだろう。
他人に自分を投射して自分という人間を理解しようとし、
そして自分に無いものを埋めようとする。

人は皆完璧ではないから完璧を求めて誰かを好きになるのかな。
今までさっぱり分からなかったし
分かろうともしてなかったけれど
カフカを読んで恋愛の意味がなんとなく分かった気がしました。
これで同年代の女子の会話についていける気がする、私。



Posted by 北川 景子 at 19:56

よし、突っ込もう!
この日のブログ一枚目の写真
北川景子が踵を上げてます
これから立ち上がろうという所作ですね
しかしながら流儀にもよりますが、踵を上げる前に茶碗を持ち上げて上体を起こしてから
踵→膝と点てていく方がお美くしゅうございますよ

2枚目の写真
扇子の形が特徴的です。
小生達が使う結界用の扇子ではありませんね
扇子を開く必要があるということは、お仕舞でもするのでしょうか
何より北川景子の足袋はゆるゆるですが
指導員っぽいおっさんの足袋はいかにも仕舞用のぴったりフィット足袋です。

以上少ない情報から連想するに
・・・もしかして阿国の役でもやるのかしらん( ´∀`)